いらないものの処分方法をまとめました。

家の中にいらないものが溜まってしまい、どのように処分したら良いのかお困りではありませんか?

室内にいらないものが多いとイライラしてストレスが溜まることもよくあります。

そこで、今回の記事ではいらないものなど不用品の処分方法についてわかりやすくお伝えしますので、お困りの方はぜひ参考にしてみて下さい。

いらないものの処分方法おすすめ9選!

普段のゴミの日に捨てる(燃えるゴミ、燃えないゴミなど)

家の中にいらないものが溜まった場合は、自治体のごみ収集の日に出す方法があります。自治体で地域ごとに燃えるごみ (可燃物) の日・燃えないごみ (不燃物 ) の日が定められています。

どの日に出したら良いのかわからない場合は、管轄内の市区町村役場に出向いて、ごみ収集カレンダーをもらっておくと良いでしょう。

自治体のごみ収集日にいらないものを出す場合、専用のごみ収集袋に入れて出します。各自治体で専用のごみ袋がスーパーやコンビニなどで販売されています。

1枚あたりのごみ収集袋の価格は、ごみの容量によっても格差が生じますが、もっとも小さな5リットルサイズの場合は10枚入りで40円程度、ビッグサイズの45リットル10枚入りの場合は320円程度の価格です。

いらないものを安い価格で処分できるのが大きなメリットです。

一方、自治体のごみ収集日に出す場合、ごみ収集カレンダーのスケジュールに沿って、不用品を排出することとなります。そのため、「今すぐに全部捨ててしまいたい」という要望を叶えることはできません。

いらないものが沢山溜まってからまとめて処分するのではなく、少しずつ捨てることが肝心です。

自治体の粗大ゴミ回収を利用する

自治体の行政サービスでは、粗大ごみの回収にも対応しています。

一般的に粗大ごみとは、紙くずなどの小さなごみとは違い、家電製品や家具など、自治体指定のごみ収集袋には収まらないごみや不用品のことを指します。

家具や家電製品などのいらないものを燃えるごみ (可燃物)の日や燃えないごみ(不燃物)の日などに出すことはできないので、注意が必要です。

万が一、粗大ごみを自治体のごみ収集日に出した場合、「収集できません」と書かれたシールが貼られてごみステーションにそのまま残されてしまうこともあります。

自治体のごみ収集のルールをきちんと守り、粗大ごみを正しい方法で処分しましょう。

自治体の粗大ごみ回収サービスを利用する場合は、事前に予約が必要となります。不明点があれば、管轄内の市区町村役場の公式サイトを閲覧して、指定の申込み先の清掃業者に直接電話で予約するか、メールフォームから予約しましょう。

自治体の粗大ごみ回収サービスを利用する場合、1度に出す粗大ごみの数量が制限されている場合もあります。民間の業者ではなく行政サービスの一環として提供されているため、自分の都合の良い日時を選ぶことは難しいでしょう。

引越しや転勤が多い時期になると予約が混み合うこともありますので、できるだけ早めの対応を心がけましょう。

不用品回収業者に依頼する

家の中のいらないものを1日でも早く処分したい場合は、民間の不用品回収業者に依頼する方法もあります。全国各地に不用品回収サービスを提供する会社で増えており、業者によっては回収した物を買取してもらえる場合もあります。

近年はエコ対策など地球環境保護への取り組みに注力する不用品回収会社も多く、いらないものを回収してもらうことで、地域社会に貢献することもできます。

不用品回収業者では不用品の数量や容量に応じて、便利でお得なプランが用意されており、事前に見積もりを出してもらい、業者が最適なプランを提案してくれます。

不用品回収業者に依頼する際は、対応エリア・サービス内容・見積もり額について事前にチェックしましょう。

ただし、中には悪質な不用品回収業者も潜んでいる可能性がありますので、業者選びの際には所在地・連絡先・創業年数・過去直近の実績などの項目を事前に要チェックです。

また、不用品回収業者の基本方針・経営理念・取り組みにも着目してみましょう。リユースやリサイクルに注力する会社もあれば、不用品回収の他にごみ屋敷片付けや遺品整理など他のサービスにも対応できる会社もあります。

自治体の行政サービスと比較すると料金は割高にはなりますが、室内からの搬出作業や分解・解体・車両運搬・処分まですべてワンストップで対応してもらえるので安心です。事前に予約が必要で都合の良い日時に来てもらえるのが大きな利点です。

引越し業者に引き取り依頼する

転勤や引越しのタイミングでいらないものを処分したい場合は、引越し業者に引き取りを依頼する方法もあります。

引越し業者に依頼すれば、引越しにともなう運送と不用品回収の2つのサービスが同じタイミングで受けられるのが大きな利点です。

ただし、引越し業者の本来の業務は引越し作業であるため、いらないものの処分のみのサービスには対応できません。

引越しにともなう不用品の回収サービスはオプションとして付帯されるケースが多く、運基本の引越し作業費用とは別に料金が上乗せとれることもありますので、念のため事前に見積もりを提示してもらうと良いでしょう。

リサイクルショップに売る(出張買取を依頼する)

家の中のいらないものをリサイクルショップに売る方法もあります。リサイクルショップとは家具や家電製品などの物を買取して、安く売るお店です。

お店によっては店頭買取だけではなく自宅を訪問する出張買取にも対応してもらえる場合もあります。

ただし、リサイクルショップの場合、資産価値が高い物であっても高額で買取りしてもらえるケースは少ないようです。あくまでも中古品を安く売って多くの人に使ってもらうことを目的としているので、高額買取の可能性は低いので、あまり期待しない方が良いでしょう。

フリマアプリやオークションに出品する

いらないものを処分したいけれど、とくに急ぎではない場合は、フリマアプリやネットオークションに出品する方法もあります。人気の高い品物であればすぐに買い手がつく可能性が高いですが、ニーズが低い品物の場合は買い手がつきにくいです。

フリマアプリやオークションを利用する場合、基本的に個人間での売買となりますので、お互いの意見の食い違いなどで思わぬトラブルに発展する可能性もあります。フリマアプリやオークションでの出品の経験がない方には不向きです。

ジモティーなど掲示板に引取人を募集する

ジモティーなどの掲示板に投稿して、引き取ってくれる人を募集する方法もあります。ジモティーは誰でも無料で利用可能、無料で譲るアイテムや売る品物について新着情報が随時更新されています。

ジモティーは全国各地の多くの人が利用していてサイト自体の信頼性は高いですが、基本的には個人間での取引となりますので注意が必要です。

フリーマーケットに出す

いらないものをフリーマーケットに出す方法もあります。フリーマーケットとは古物市とも言い、広場など特定の場所で使用済みの品物を安く売ることです。

フリーマーケットでものを売る場合、安い価格で売るのが基本なので、高額で買取りしてもらえる可能性は低いです。

フリーマーケットで出品する場合、来場者と会話しながら販売する形式なのでコミュニケーションを密にとれるのがメリットです。

しかし、出品した品物がすべて売れるという保証はなく、基本的には自己責任となります。

フリーマーケットに出品する品物の持ち運びや会場設営などの事前準備も必要となります。フリーマーケットに対応できる場所が限られていて、時間的制約もありますので多忙な方には不向きです。

家具などの買い替え時は購入店に引き取り依頼する

家具などを買い換えるタイミングで、購入したお店で古い品物を引き取ってもらう方法もあります。

ただし、全てのお店でこのようなサービスを提供しているわけではないので、念のため事前に必ず確認しましょう。家具引き取りサービスを提供しているお店でも、一部の店舗では対応不可となる場合もあります。「一注文につき●円以上の購入で家具引き取りサービスを利用できます」といった形で、条件が定められている場合もありますので、必ず事前に要確認です。

くわしくは「家具の引き取りサービスおすすめ比較!自分で運べない処分に困る大型家具もOK」の記事をご覧ください。

まとめ

この記事では、いらないものを処分する方法について解説しました。自治体の行政サービスや不用品回収会社を利用する方法、フリマアプリやリサイクルショップを利用する方法などいろいろな処分方法があります。

各処分方法のメリットやデメリットを踏まえた上で、ご自身のニーズに見合う最良の方法を慎重に選びましょう。物を買うのは簡単ですが、いざ処分するとなると、実は意外に難しいものです。処分方法を一歩間違えてしまうと、思わぬトラブルに巻き込まれるリスクもありますので、無駄なくお得に処分する方法をぜひ見つけて下さい。